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「小説感想」 1億総正義の味方気どり〜ゴールデンスランバー編〜

オススメ度

★★★★★★★★☆☆

★8個です!!

 

感想は面白かったです!!

 

常に伏線が貼られており、

 

前のページに戻りながら確認していました!!

 

後半はこの関係無い話が、

 

どう回収されるのだろうかと

 

楽しみにしながら小説を読みました!!

 

このブログでは2008年本屋大賞を受賞した

 

伊坂幸太郎ゴールデンスランバー

 

を紹介します。

 

 

 

あらすじ

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

*1

www.shinchosha.co.jp

 

 

 

 

 

 「ゴールデンスランバー」で何が解決したのか

マスコミをどう思いますか??

 

正直キンプルは悪い印象持ってます。。。

 

しかし、なぜ悪い印象を

 

持っているのかはわかりませんでした。

 

そんなときこの小説に出合い

 

なぜかが解決しました!!

 

このブログでは

 

伊坂幸太郎ゴールデンスランバー

 

を紹介します。

 

この小説は2008年本屋大賞を受賞しました!

 

 

 

 

以下ネタバレ有り。。。

 

 

 

第一部 事件のはじまり

「樋口晴子」目線で書かれています。

 

「金田首相」宮城県仙台市

 

首相当選凱旋パレードを行い

 

そのさなかに爆弾を搭載した

 

ラジコンヘリにより暗殺されました。

 

 

 

第二部 事件の視聴者

入院患者の「田中徹」目線で

 

書かれています。

 

彼ら入院患者はテレビで

 

金田首相暗殺事件を見ています。

 

 

キンプルポイント

  • ネーミングの技術

 

入院患者の1人である「中学生」

 

によって語られています。

 

ふるさと納税、シャイニングブルーなど

 

ネーミングには

 

抽象的なイメージが大事です。

 

ふるさと納税ふるさとに貢献するのかな

 

シャインニングブルーは

 

爽やかな何かかなといった具合です。

 

しかし、実態はふるさと納税により

 

市民税が1億円以上減少している

 

自治があり

 

シャインニグブルーは

 

「やりがい」を名目に搾取する

 

東京オリンピックボランティアです。

 

抽象的なイメージによる

 

ネーミングに左右されずに、

 

主体的に調べることが

 

大切だと思いまいた。

 

 

 

第三部 事件から二十年後

 急展開して事件から20年がたちます。

 

事件の真相は明かされず

 

背景が紹介されます。

 

最後に「青柳雅春」が犯人と

 

信じている人は誰もいないと

 

書かれています。

 

 

 

第四部 事件

小説のほとんどがこの部になります。

 

青柳の逃走劇→青柳の過去の思い出→

 

樋口の過去の思い出→樋口の日常→

 

青柳の逃走劇

 

といった具合に進んでいきます。

 

「青柳雅春」「樋口晴子」

 

思い出に

 

伏線が張り巡らされています!!

 

 

キンプルポイント

  • 習慣と信頼

 

彼の逃走劇は「習慣と信頼」

 

で成り立っていました。

 

これは友達の「森田森吾」

 

人間の最大の武器だと語っていました。

 

私もこのブログを書く作業を

 

習慣にして、

 

読者の方から信頼を得る事が

 

後々、武器になると感じました。

 

 

 

ベストオブキンプルポイント

  • 名乗らない正義の味方

 

これは「青柳の父」

 

マスコミに向けて言った言葉です。

 

 「名乗らない正義の味方」

 

という言葉に

 

すっきりしました。

 

マスコミは名乗らない

にも関わらず

安全な所か正義の味方

恰好をしています。

 

 これがマスコミ

 

悪い印象を持つ原因だと感じました。

 

 

 

事件から三か月後

「青柳雅春」逃亡劇を手助けした

 

関係者のその後が書かれています。

 

私はその中でも

 

岩崎英二郎の話が好きです。

 

「青柳雅春」もロックでしたが

 

岩崎英二郎も相当ロックでした。

 

 

 

感想

小説ゴールデンスランバーを読み

 

事件の裏側に関心を持ちました。

 

この事件で誰が一番得するか

 

考えながら見ています。

 

 

「ネーミング技術」

に踊らされないように

「習慣と信頼」

を日々積み重ね

「名乗らない正義の味方」

にならないようにします!!