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「小説感想」 正しい欲のかきかた~銀翼のイカロス編~

オススメ度

★★★★★★★☆☆☆

★7個です!!

 

ドラマでも人気がある

 

半沢直樹シリーズの最新作です!!

 

爽快感があり面白かったです!!

 

JAL経営破たんをモデルにしているので

 

政治・企業経営などを

 

考えさせられました!!

 

 

 

 あらすじ

半沢直樹シリーズ第4弾、今度の相手は巨大権力!
新たな敵にも倍返し! !

頭取命令で経営再建中の帝国航空を任された半沢は、 500 億円もの債権放棄を求める再生タスクフォースと激突する。 政治家との対立、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い ――プライドを賭け戦う半沢に勝ち目はあるのか?

*1

 

 

 

 

 

 

銀翼のイカロス」で何が解決したのか

 欲はありますか??

 

この作品を通して

 

どういった欲を

 

かけばいいのかがわかりました!!

 

 

 

以下ネタバレ有り。。。

 

 

 

半沢直樹

 

東京中央銀行

 

営業第二部次長であり

 

中野渡頭取からの命令で

 

帝国空港(JALがモデル)

 

再建を目指します!!

 

 

 

キンプルポイント 1

  • 一般論

 

半沢直樹」は

 

帝国空港のメーンバンクである

 

開発投資銀行の次長である

 

「谷川幸代」とバンカーとして

 

今回の債権放棄について意見交換します。

 

その際、「谷川幸代」は一般論で反論します。

 

現実でも普通は、一般的に、みんなが

 

抽象的な意見を言っているのを耳にします。

 

私は自分がどう思うのか責任を持って

 

意見を言おうと思いました!!

 

 

「中野渡謙」

 東京中央銀行の頭取です。

 

そして、清濁を併せて呑む戦略家であり、

 

経営者であり、一流のバンカーです。

 

今回、旧東京第一銀行が過去に行った

 

問題融資の責任をとり頭取を辞します。

 

 

キンプルポイント2

  • 評価が定まるのは後

 彼によると

 

物事の是非は決断した時に決まらずに

 

後から評価が定まります。

 

そのため、自分が正しいと信じる選択

 

しなければなりません。

 

 

「紀本平八」

 東京中央銀行の常務です。

 

組織で生きていくための知恵

 

持っており、 その知恵の一つが

 

旧東京第一銀行時代の問題融資でした。

 

そして、それを隠蔽するために

 

債権放棄を進めますが

 

計画が露呈し辞任します。

 

 

「曾根崎雄也」

東京中央銀行

 

審査部次長です。

 

「紀本平八」の力で出世しますが 

 

隠蔽の際に、資料を改ざんし

 

それが露呈したため出向になります。

 

 

「富岡義則」

 東京中央銀行

 

検査部部長代理です。

 

実態は、「中野渡頭取」からの特命で

 

旧東京第一銀行の問題融資を

 

探っています。

 

その問題融資が明るみにして

 

バンカーとしての任務を終え

 

出向しました。

 

 

 ベストオブキンプルポイント

  • 身の丈に合う欲

 彼は全ての人と会社には

 

身の丈にあった欲があると

 

言います。

 

それ以上の欲をかくと

 

うまくいかずに失敗します。

 

どこまでが

身の丈にあった欲

判断しなければいけません!!

 

 

 

「乃原正太」

 進政党の「白井亜希子」が作った

 

帝国空港再生タスクフォース

 

リーダーであり

 

大手企業の再建実績が豊富

 

有名弁護士です。

 

業務上に旧東京第一銀行の

 

問題融資を知り

 

それをネタに

 

「紀本平八」を脅し

 

債権放棄を進めようとします。

 

しかし、問題融資には

 

進政党の大物代議士である

 

「箕部啓司」政治家の地位を利用し

 

行った投資スキャンダルが露呈し

 

失墜します。

 

 

「白井亜希子」

 進政党政権の国土交大臣です。

 

有識者会議で承認された

 

帝国空港再建プラン

 

白紙に戻し

 

私設の帝国空港再建タスクフォース

 

立ち上げました。

 

しかし、彼女の後ろ盾である

 

「箕部啓司」が失墜し

 

さらに、タスクフォースが

 

失敗したため

 

辞任しました。

 

 

「箕部啓治」

 進政党の有力代議士です。

 

自身のファミリー企業

 

郊外に土地を購入する転貸資金20億円

 

旧東京第一銀行に個人融資として

 

もちかけます。

 

その土地は数年後

 

空港の建設予定地となり

 

値上がりし巨額の利益を得ました。

 

これが露呈し

 

失墜しました。

 

そして、旧東京第一銀行は

 

金儲けのからくりを知りながら

 

表向きはマンション建設資金として

 

彼に5年間無担保で不適切な融資

 

行っていました。

 

 

銀翼のイカロス」のまとめ

 実際の出来事をモデルに

 

しているため

 

当時のことを思い出しながら

 

読みました!!

 

これからは

一般論

使い議論はせず

評価が定まるのは

常に後だと理解し

身の丈にあった欲

かいていきます!!